新型出生前診断はどこで受ける?

新型出生前診断はどこで受ける?

新型出生前診断はどこで受ける? 2018年3月3日より、新型出生前診断が臨床研究の一つではなく、一般診療という形で行うことになりました。
これに伴って今までは大学病院や一部の大きな病院でしか受けられなかったこの検査を行える産婦人科が増えていくものと思われます。

しかし新型出生前診断は採血や水検査の結果を伝えるだけでは不十分です。
もしも胎児に先天的な障害があると分かった時に、「産むか堕胎するか決めてください」だけでは、妊婦さんの精神的に傷つくだけです。

まずは、新型出生前診断や羊水検査を受けるときにはそのリスクや意義を説明する必要があります。
新型出生前診断では23対の染色体のうち3対しか調べないということも理解しておくべきでしょう。
また、もしも異常があった場合は、あなたたち夫婦はどのように考えているのかなども確認しておく必要があります。

しかし妊婦さんが一番知りたいのは、このような医学的なことだけではなく、子供に障害があるとどのような苦労があるのだろうかとか、中絶をすると後々精神的につらいのだろうかなどと言ったことでしょう。
これらは経験した人でなければ、なかなか答えられません。

そのため、認定カウンセラーがこのような経験者を紹介するという独自の取り組みを行っている病院もあります。
認定カウンセラーは、まだまだ人数が少ないのですが重要な仕事です。

新型出生前診断についての産科婦人科学会の見解

新型出生前診断についての産科婦人科学会の見解 新型出生前診断を知ってるでしょうか。
出生前診断の一つである羊水検査は検査の精度が約100%と高く、確定的な診断に使用されていた歴史があります。
しかし、妊婦さんの子宮に直接針を刺すため感染症や流産の危険性がありました。
また、妊婦さんの血液中のホルモンの組成を検査した結果と超音波検診を合体させた超音波マーカー検査は超音波検査と採血だけで行えます。
妊婦さんの体への負担やリスクが少ないメリットがありましたが、検査の感度は80~85%と意外と低いです。
ですが、新型出生前診断では、母親の採血だけですみます。
それに検査の感度が約99%と飛躍的に高いのです。
妊婦さんの血液中に微量に存在する赤ちゃんのDNAを検査します。
2011年にアメリカで臨床的使用がスタートし、現在は日本でも行えます。
日本産科婦人科学会などが妊娠や遺伝に詳しく、経験のある常勤の医師がいるなどの条件を満たしている医療施設を認定し、そこで臨床的に実施すると決定しました。
そして、検査も対象も原則として35歳以上の女性に限り認めるとし調べられる疾患も染色体異常のみと決めました。